梅雨を楽しむ
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物に囲まれていた頃は気づかなかったアジサイの魅力。
まじまじと見ることが少なかったけど、すごーくキレイな発色。自然界の色っていいなぁとしみじみ。
物を減らしたことによって花瓶さえ、捨ててしまったけど、花を飾る=花瓶という決まりはないのかもと思います。
これはいつも保存容器として使っている野田琺瑯。
琺瑯はプラスチックの容器と違って清潔に保つことが簡単だから、こんな大胆な使い方もできちゃいます。
むしろ、この生け方のほうがアジサイがイキイキします!
この野田琺瑯の容器はうちにきて8年経ちますが、いつも何かしら入っていて、「お役に立てて光栄です!」と喜んでいるはず、きっと(笑)
著書「エコな生活」のP24にも野田琺瑯への愛が。
これはエコな生活の撮影でもお世話になったカメラマンさんのご自宅で咲いたアジサイ。
カメラマンさんの奥様がワタシにと用意して下さったようで、そんな心配りがとても嬉しかったのです。
梅雨の美しさをおっそわけ。お金を出して買うような商品じゃなくて、そんな小さなサプライズが人の心を幸せにするんだなぁと思います。
うちの母も、「お好きなアレンジを」といわんばかりの畑で採れたての野菜とか、そんな素材のプレゼントをよくしています。
ワタシもいつか幸せの連鎖をつくる発信源になりたいな。
撮影中のひとコマ。
アジサイを持ってきたご本人からは、この野田琺瑯の使い方、斬新すぎ!と言われましたが。
変な固定概念さえ捨てしまえば、シンプルなデザインのものほど遊べるのです。
てるてる坊主を、テッシュや紙で作ると思い込んでいる人も、子どもと一緒に、捨ててしまうガチャポンの容器と布で作ってみたり。
物を減らしたからこそ、見えてくる新しい日常。季節に寄り添う暮らしをするようになって、見渡すと小さな幸せがたくさんあることに気づきます。
雨の日しかできないことを探してみると、梅雨も悪くないなぁと思うこの頃です。