「母から子に伝えたい 持たない四季の暮らし」予約開始のお知らせ
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「母から子に伝えたい 持たない四季の暮らし」の予約が開始されました。
忙しい毎日を送っていると、ついつい忘れてしまいがちな12ヶ月の行事、古くから伝わるしきたりや知恵を、気軽に手軽に取り入れてもらいたいな、工夫する楽しさを感じてもらいたいなと、子どもを持つママに向けて書いた本です。特に、「おわりに」に書いた昔のワタシのような方に読んでもらいたいです。
おわりに (一部抜粋)
社会人時代はほぼ自炊をしたことがなく、外食・コンビニが当たり前のジャンキーライフ。最新美容エステに通い、1食置き換えドリンクで栄養をとる。現代社会が作り上げた消費システムにのっかっている日々に、もはや気づきもしない毎日でした。
そんな荒んだ生活は、長女の妊娠がわかるまで続くのです。 そして、出産を通して、自分以外の守るものができてはじめて、食事や規則正しい生活の大切さを痛感するのでした。
ただ、今までの暮らしがジャンキーすぎて、何を作って食べるのが正解なのかわからない。
昔あんなに歌っていた童謡も、原っぱで作った草かんむりも、木に止まってる野鳥の名前もすっかり忘れ、折り紙を目の前に作れるのは鶴だけになっている自分に気づきました。
あー何から手をつけていいのだろう?
目の前の赤ちゃんを寝かせるのに精一杯で、 ママ友と遊ぶ約束をするのに必死で、 SNSで情報収集するのが日課で、本当に毎日が忙しく過ぎていきました。
本の内容は、
ワタシが母から教えてもらったこと、そしてワタシが娘たちへ伝えたいこと
をまとめています。
栃木の実家での撮影もしました。
うるっとしてしまうような母娘エピソードも書きました。
そして、ワタシが子育てをしていて、感じたこと。
それは、子どもは自然がとても良く似合うということ。
テーマパークで見るニセモノの恐竜じゃなくて、目の前を飛ぶてんとう虫に興味があること。
だから親の役目は、子どもを自然に近づけさせること。
でも日々公園との往復じゃつまんないので、ワタシなりに四季折々、自然の美しさを子どもと一緒に感じるための暮らし方を載せました。
例えば4月の内容はこんな感じ。
衣食住の他、お金のかからないお針仕事や手作りおもちゃの作り方なんかも載せています。
日本の四季や自然の美しさに気づいたら、心がとても豊かになり、子どもたちにも伝えたくなりました。
ただ、ワタシの取り巻く環境は、相当意識しないと季節の移り変わりに気づきにくい。
桜が咲いた日、雨が降った日、入道雲が出てた日、イチョウが色づいた日、木枯らしが吹いた日、雪が積もった日。
ぜーんぶ、撮影しました。
ph:hiroshihayashi
ワタシの1年の集大成でもあり、1本の映画を撮るような気持ちで魂込めて作った作品です。
ぜひ、1枚1枚の写真から伝わる穏やかな空気を感じていただき、1文字1文字を味わって読んでもらいたいなぁと思います。
どうぞよろしくお願いします。