エコナセイカツ

シンプルライフ研究家マキが綴る、不要なものは持たない、不要な家事はやらない。日々シンプルライフ。

理想のお母さんって?

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誰しも理想のお母さんってあると思います。

・怒らないお母さん

・いつも笑顔のお母さん

・子どもの話を聞けるお母さん

実際は、理想と現実が違いすぎてヘコむ日々が多い。だから苦しむんですよね。

でも、思い描いている自分の理想と実際自分がする現実の差が小さければ小さいほどへこまなくても済むかもしれないなと思うんです。

例えば、

・叱るときは、低くて静かな声で。

・子どもと目があったときに、口角を上げる。

・学校や保育園からの帰り道、給食の話をする。お風呂に浸かってる間、今日何で遊んだか聞く。

漠然と考えると、行動に移せないことが多いけど、こんな風に具体的に決めるとできそうな気がしませんか?

なぜ、そんな話をしたかというと、仕事を通しての実験で感じたことがあるからです。

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ワタシは正社員で広告代理店のプランナーをしています。 最近は、会社の研究所の仕事をメインでやるようになり、どうしたら前向きに働く人を増やせるのかをチームで研究しています。 ワタシの主な仕事内容は、心を動かす文章を書くこと。(書く内容は違いますが、ブログとか執筆に近いです)

読んだ人が次のアクションをおこしたら大成功。この場合の次のアクションとは求人原稿の応募ボタンを押してもらうこと。

この「読んだ人が次のアクションをおこしたくなる」は、ブログを書くときや執筆中も心がけていて、読んでくれた人が、「私もやってみよう!」と行動をおこしてくれたら大成功なんです。

その仕掛けを作るのが好き。この構成・流れで文章書こう!と思いつく瞬間アドレナリンが出ます(笑)

本業は、行動したくなるほど、衝撃的に心を動かす仕事。ワタシの文章を読んで、その後の人生を決める人がいる。前向きな働く人を増やす、そんな仕事。

たくさん文章を書いて、たくさんの人の反応を見て気づいたこと。

それは、言葉がより具体的だと人の心を動かしやすいこと。

例えば、

コミュニケーション力がある人募集!

と書くと反応がイマイチです。なぜなら、コミュニケーション力があるかどうか案外自分では気づいていない人が多いからです。

わかりやすく言うと、コミュニケーション能力は、人と会話のキャッチボールができることなんですが、クライアントが求めている能力は、さらに相手の想いをくんで会話し、自ら行動できる方です。

それをひと言、求める人物像に「コミュニケーション力のある方」と書いても誰の心も動きません。

それをクライアントにどんな人が欲しいか?マッチしそうか?を取材して具体的な文章に落としていくと、

コピー手伝いましょうか?と笑顔で仕事を自ら取りに来てくれる方

「お弁当買いに行きますが、ついでに欲しい方いますかー?」と周りに一声かける気配りのある方

ここまで具体的に言葉にすると、「あ、私のことだ!」とか「私にもできそう!」と思えるんです。

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前置きが長くなりましたが、自分の理想を探すときは、より具体的な言葉を選ぶといいと思います。

いつも笑顔のお母さんは難しいけど、子どもと目があったとき口角を上げたらいいんです。 なんのための理想や目標なのか?その行為の本質が何かを理解する。

時期的に来年の目標を決める方もいらっしゃると思いますが、目標も同じく、5W1Hを考えて具体的に言葉に落とし込んでいくと叶う可能性があります。

ワタシの来年の目標は、また年明け記事にします。

理想のお母さんなんて、子どものためにお母さんが思うことなんですが、子どもからしたらもうすでに今のお母さんが理想的な気もするんです。

絶対的に、子どもはお母さんが大好きだから。

ぐりとぐら著書の中川李枝子さんの「子どもはみんな問題児」を読んでお母さんの役割がわかった気がします。

お母さんはがんばる必要はないのです。そもそも子どもは所有物ではないから。よい環境で育てられれば自ずとしっかりしていくものです。

社会から取り残されるとは思わないで。世の中すべてのことが自分の子の将来にかかってくる、社会のいちばん先端に立っているので、選挙にも行き、健康診断も欠かさず行き、ほかのお母さんから学び、自分も成長する。

「子どもはみんな問題児」を読んで、ワタシまだまだやることいっぱいあるじゃん!と感化されて今いろいろ試行錯誤しています。

お母さん関係で涙なしに読めない小説は、湊かなえさんの「母性」。

母性は誰にでも備わっているもんじゃない、という衝撃的な言葉。自分の母親から愛されたい一心で、自分の子どもの母親になりきれない、母性を持つことを拒んだ1人のお母さんの物語です。

あとは、いとうみくさんのカーネーションも良かったです。

妹ばかりを可愛がるお母さんの姿をお姉ちゃん目線で書いたもの。小学校高学年向けだから、小説が苦手な方でもスラスラ読みやすいです。

両方とも娘さんの物語です。ワタシは女の子を育てているので、男の子はまた違うのかもしれませんが、この2冊を読むと、自信がつくというか、反面教師で子どもが可愛いと思えます。

今赤ちゃんを子育て中の方にはLICO official websiteが泣けると思います。

https://ameblo.jp/licolily/entry-11957130078.html?frm=themeameblo.jp

1つ、ワタシからのアドバイスですが、ステキなお母さんになるために簡単にできることは、スマホを見ている時間分、子どもの顔をみてあげることです。

帰省中の新幹線や電車の中で、お母さんは寝ていたりスマホを見ていたりで子どもの顔を全然見ていない人が多いなと思いました。たまたまかもしれませんが。

子どもはあっという間に大きくなる、そう言われてはいましたが、本当にそうだったんだとようやく気づいたんです。

スマホは子どもが寝てからのお楽しみにしてもいいのかもしれませんよ。

本当は夏ぐらいに書きたくて下書きしていた記事でした。今年も著書4冊出版と、駆け抜けた1年でしたが、最後ようやくまとめる時間ができました。

2017年、大変お世話になりました。本を読んで下さった方、ブログに遊びに来て下さった方、コメントを下さった方、本当にありがとうございます。

来年はやりたいことが見つかったので、今までのような駆け抜け方はしません(笑)

時間を取り戻すように、今までとは全く違うジャンルで日々トライしています。今は前に進むのみ。また違う角度から成長できたらと思っています。

みなさま、よいお年をお迎えください!